本当は怖いシリーズ

本当は怖い童話、小説、おとぎ話が由来の病気一覧

どうもiwakoです。

昔誰もが聞いたことのあるような童話や小説、おとぎ話ですが、それらにちなんだ病気があります。

中には「こんな病気本当にあるのか?」というような、およそ想像もつかなような症状も存在します。

 

全くメルヘンじゃない、夢も希望もない病気の数々さあどうぞ!

童話が由来の病気

シンデレラ症候群シンデレラコンプレックス

男性に高い理想を持っていて、今は貧相な生活を送っていたとしてもいつか白馬に乗った王子様のような人が現れると信じきっています。まさにシンデレラのようなお姫様になりきっている病気ですね。

また、男性にに依存する傾向が強く、幸せにしてもらいたいという願望があるので自分からは動こうとしません。

絶対付き合いたくないタイプですね。

白雪姫症候群白雪姫コンプレックス

幼い頃に虐待を受けた子供が母親になり、自分の子供を虐待してしまうという病気です。

白雪姫では継母(グリム童話初版では実母)が鏡に対し「この世で一番美しいのは」という問いに「白雪姫」という答えが返ってきたことから怒り、殺そうとします。

愛されなかった子供が幸せそうな自分の子供を見て、嫉妬と復讐という意味を込めて虐待してしまうということですね。

でもこれでは「白雪姫」というより白雪姫の母症候群ですね。

ラプンツェル症候群

髪の毛を食べずにはいられなくなる病気です。自分の髪の毛だけではなく他人の髪の毛さへも・・・恐ろしい。

飲み込んだ髪の毛は消化されないで、長い毛玉のようになって胃から腸まで伸びていたのが、ラプンツェルのような長い髪の毛を彷彿とさせたことからこの名前をつけられたらしいです。

症状自体は「ラプンツェル」と直接関係ないですけど怖すぎでしょこの病気!

眠れる森の美女症候群クラインレビン症候群

普段は常人と変わらず健康な生活を送ってますけど、あるとき、1年に数回くらいの割合で強い眠気に襲われ、数日から数週間の間眠り続けるという病気です。

だから「眠れる森の美女」からのネーミングなのでしょうが、最初は男性のみ発症していたらしいです。眠れる森の野獣じゃないですかそれじゃ。

現在は女性もかかることが分かっています。

小説が由来の病気

青い鳥症候群

仕事や恋愛でもそうですが、「もっと自分にあった仕事が見つかるかもしれない」「もっといい人が見つかるかもしれないと」自分の理想を追い求めることを理由に現実から目をそむけている人たちのことを言います。

最近の若者ですね。努力しないくせに理想だけを追い続けるとか・・・おっとブーメランが返ってきましたよ。

物語では、幸せの青い鳥を探しに行くけど実はその鳥は自分の身近なところにいたということからこの病名がつけられました。

オセロ症候群

付き合っていて、相手に対して異常なまでの嫉妬心と恐怖感が抑えられないのがオセロ症候群です。

なんの証拠もないのに、「ひょっとして浮気しているのではない」「急にいなくなってしまうのではないか」と常に不安感を感じています。エスカレートすると逃げないように束縛したりします。

完全にヤンデレですね。

妻の不貞を疑うあまりに無実の妻を殺害してしまう物語、『オセロ』のようだということからこの病名がつけられました。

ポリアンナ症候群

目の前の問題を直視しないでいいところだけを見つけて現実逃避する人のことを言います。

例えば宝くじが一回1万円当たったことがあるからいつかまた当たるだろうと宝くじにハマってしまうなど、究極なポジティブ思考です。

「なんとかなる」という精神が行き過ぎているんですね。

元は『少女パレアナ』という小説の主人公、パレアナからきているものですが、病名は、この原作を元にしたアニメ『愛少女ポリアンナ』の主人公、ポリアンナからとりました。ポリアンナは辛い時や悲しいときにも良かったことを探すことで前向きになれた女の子です。

ハックルベリーフィン症候群

学校の不登校、仕事をしても転職を繰り返してしまったり、突然休んだりと義務や責任から逃れたり、社会に適合できない人のことを言います。

『ハックルベリー・フィンの冒険」の主人公、ハックのように毎日決められた時間に起きて礼儀などに堅苦しさを覚えていることからこの病名になりました。

ちなみに有名な小説、『トム・ソーヤーの冒険』の続編にあたる物語です。

モーグリ症候群

動物に育てられて、人間と意思疎通ができない人のことを言います。人語が話せないのはもちろん生活習慣も動物のものが染みついてしまっているので人間に適合させるのはなかなか至難だと思いますよ。

昔テレビでもやってましたね。狼に育てられた少女とか。どんな生活を送っていたのか気になります。

この病気は『ジャングルブック』の主人公モーグリのように動物に育てられたからという、そのまんまですね。

ドリアングレイ症候群

老いることに対して恐怖心を示し、若さを保つために化粧やマッサージなどはかかさずいくとこまでいくと、しまいには整形手術まで施します。

また、その特徴からナルシストであるとされています。

『ドリアン・グレイの肖像』の主人公、ドリアン・グレイのように若さと美へのこだわりからこの病名がつけられています。

ミュンヒハウゼン症候群

重い病気を装ったり、わざと自傷行為をするなどを繰り返すという一種の精神病です。周りに心配や同情をされることに安心感を覚えたいんですね。

仮病が自分の利益のために病気を装うことに対し、こちらは人から関心を得たいという違いがあります。

この病気の元となっているのが、ほら吹き男爵と呼ばれていたたミュンヒハウゼン男爵という実在の人物です。

その人物を創作化したのが、小説「ほら吹き男爵の冒険」になります。

ピーターパン症候群ピーターパンシンドローム

大人なのに精神的に子供のままな状態を指します。言動が子供っぽかったり、責任感を負うのが嫌なので社会に適合できません。大人になっても反抗期など感情の制御ができないのも特徴です。

最初は誰もが持っている感情なんですけど、おそらくあまやかされて育ったり、いじめなどのトラウマから発症するのだと思うので、育った環境によっては誰もがピーターパン症候群になる可能性はあります。

大人にならない少年ピーターパンからこの病名がつけられていますが、自己中心的で、怒りやすく、ずる賢い、無責任など、まるでピーターパンのような子供じみた性格だからという理由でもあります。

不思議の国のアリス症候群

視覚的に見るものを通常とは異なった大きさで見えたり、自分自身も大きくなったり小さくなったりする奇妙な感覚に襲われます。

症状には他にも時間の進みが早くなったり浮いている感覚に囚われることもあるそうです。

原因は不明みたいですね。こんな症状になったら頭がおかしくなりそうです。

自分の体が大きくなったり小さくなったり、その他不思議な体験をする『不思議の国のアリス』の名にふさわしい病名ですね。

芸術家に発症することが多いようです。

チェシャ猫症候群

症状がでるのに病気は見つからない、逆に病気があるのに症状が見つからないことを指します。

これも『不思議の国のアリス』から、チェシャ猫はいつも笑っていて姿を消すことができます。そして消えながら笑いだけ残ることをアリスが「猫の無い笑い」と表現したことが由来となっています。

おとぎ話が由来の病気

かぐや姫症候群

モテるのに理想が高すぎて付き合っても、飽きては別れ、でも彼氏欲しくなったら探し、また別れ、その繰り返しです。結局結婚しない人たちのことを指します。また、モテすぎるためか1人に決められなくてちゃんとした恋ができません。だから恋愛に疲れてうつ病になることもあるそうです。

いろんな男性に求婚されても断り続けたかぐや姫にちなんでつけられました。

まとめ

病気っぽくないものから精神的におかしい病気までいろいろありましたね。最後のかぐや姫症候群なんて病気というよりはなんかその人の個性によるんじゃないかと思っちゃいますよね。言い換えるなら『かぐや姫系女子』でしょうか。

ちなみに一番なりたくないのはラプンツェル症候群ですね。あれはガチだ・・・。

こうして童話や小説などが病名にされるということはその作品の知名度によるところが大きいですね。

毎日ネガティブな人がいるとしたらiwako症候群とかつけてくれないでしょうか。いややっぱつけてくれなくていいです。

でも自分では気づかない病気ばかりなのが怖いところですよね。髪の毛を食べ続けることが当たり前だと認識している自分を想像したら吐き気がしてきました。

もしかしたら自分の知らないうちに病気にかかっているかもしれませんよ?

 

その他本当は怖いシリーズはこちら。

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