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ネガティブを克服するためのうつにおすすめの本を紹介

おすすめの本を紹介しようと思います。

逆転の発想です。ネガティブだからうまくいく!

ネガティブな人って周りから敬遠されがちですよね。「一緒にいたらこっちまで暗くなる」とか「一緒にいてもつまらない」とか言われる人もいるかと思います。僕も言われたことはありますけどね。

だから友達が離れていかないように無理に明るくしますけど、それが余計ストレスになります。できることもできなくなってしまいます。嫌な仕事なのに楽しく仕事をする人や、緊張してるのに「大丈夫だから」と平気を装ってる人・・・疲れませんか?

ネガティブの何がいけないのですか?

 

先日このような本を購入しました。

この本はそんなネガティブな人に、ネガティブだからこそ成功できる秘訣が書かれた本です。その本を少しだけ紹介したいと思います。

ネガティブシンキングだからうまくいく35の法則

この本は全5章にそれぞれテーマが決められていて、その中でさらに細かく分けて全部で35もの法則が書かれています。

第1章.向上心はそこそこあれば成功できる

「何がだめだったんだろう」とできなかったら反省しますよね。ネガティブな人ほど周りからの批判や怒られることを恐れています。だからなぜできないのかを一生懸命考えて再検討します。それが本人を苦しめてしまうんです。だから余計にストレスを感じます。

なぜストレスを感じるのか、達成感がないからですよね。

高い目標があったとしたら、それを一気に飛び越えようとするからできなくて悩み、また挑戦して失敗する・・・その悪循環に陥ってしまいます。

そうではなくて、まずは小さな目標を設定して段階を踏んでいくことが大切です。

一段飛び越えれば「やったった!」という自己肯定感が生まれるので悩んだりせず次のステップに繋げることができます。

自己肯定感を持っていた方が少しづつの成果を積み重ねて、やがては自分が想像する以上の領域に達成するということが、この1章には書かれています。

第2章.平常心じゃなくても大丈夫

本番に弱い人っていますよね。実力があるのに本番では緊張してうまく実力が発揮できない、本番で少しミスをしただけで焦って失敗してしまう・・・。

これはどこか自分で、「完璧じゃなければならない」と平常心を装っているんですね。だからいざという時対処できなくなってしまうんです。

不安や自信がないことを隠しているんです。

でも実は、そういうネガティブな感情はマイナスには働きません。

常に不安があるからこそ、危機回避能力を発揮し、よりよい成果に結びつきます。

自分の感情を素直にだすということが大切だとこの第2章には書かれています。

第3章.ポジティブシンキングをやめよう

ポジティブなことはいいことだと、皆さんは思っていませんか?

でも「絶対成功する!」と、成功のイメージをして前向きになっても、必ずしもイメージ通りになるとは限りません。

イメージ通りに仕事ができなかったりしたら予想したことから大きく外れたのでできなかったショックも大きいですよね。だから対策としては悪いイメージをしておくんです。

告白するとして「絶対OKもらえるぞー」と、「振られたら悲しいなあ」と思ってるのとではどちらがダメージが少ないですかね。もちろん後者だと思います。

だから悪いイメージをしておけば、本当にそんなことが起こっても、予想外ではなくなります。また、悪いイメージをしておけばいざというときの対処が可能だということがこの第3章には書かれています。

第4章.「ラクをすることに対する罪悪感から乗り越えよう」

仕事で早く帰りたくてもまだみんな残業している・・・趣味や夢があって将来独立したいと考えてもなかなか勉強する時間がとれない・・・でも先に帰ってしまうのは後ろめたさを感じてしまいます。そんな会社の慣習に逆らってでも自分のやりたいことを貫くべきか、悩みながらも周りの社員に合わせて夜遅くまで残る日が続いてしまいます。このように罪悪感は「目標を達成する」という本質を見失わせてしまうんですよね。

努力しないと罪悪感が生まれ、その罪悪感を消すために努力したり悩んだりします。

罪悪感で本質を見失わないためには本来自分が目指している目標を明らかにしておくことが大切です。

課程はどうあれ最終的に目的を達成できればいいですから、そのために自分でコントロールして帰りたかったら帰る、後で上司に何か言われたらその時に考えればいいというふうなその行為に対する罪悪感を無視してしまうんですね。

「真面目さ」や「こだわり」が自分を追い込んでしまっていたんです。大ざっぱになることでずいぶんと生きやすくなrるということがこの第4章には書かれています。

第5章.モチベーションを無理に上げるのはやめよう

毎朝運動しようと思ったのに、週に一冊必ず本を読もうと思ったのに、なかなか続きません。これではダメだと自己否定の気持ちだけが募っていきますけどやる気や夢中になれることが見つからない・・・何に対してもモチベーションが上がらない、そんな時にはどうすればいいのか、それは「しなければいけないことをしたことにする」ことです。

別にプラシーボ効果として思い込むことではありません。負荷を下げるんです。毎朝運動しようというのならそれを2日に1回、3日に1回と「できる」設定にまで下げるんですよ。

そうすることでその日の気分や状況に左右されず、やるべきことを継続していくことができるということがこの第5章には書かれています。

無理にポジティブになる必要はない

無理にポジティブになる必要はない

個人的には無理してポジティブになる必要はないと思っています。

コップ半分の水論というのをご存じですか?有名ですが一応説明すると、コップに半分の水が入っていて、それを「まだ半分ある」と思うか「もう半分しかない」と思うかというものです。

「まだ半分ある」と考える人は楽観的でポジティブ思考、「もう半分しかない」と考える人は悲観的でネガティブ思考だという結論が出ています。

しかしこれには他の議論も交わされています。

例えば水をお金に置き換えたときに、「まだお金が半分もある」と余裕でいたら、あっという間にお金がなくなってしまい、「もうお金が半分もない」と考えたら節約ができます。

ネガティブなことでもポジティブになるんですよ。

逆に考えたらどうでしょう。「愛想がない」は言い換えたら「他人に流されない」です。「暗い」は「落ちついている」んです。ほら、ネガティブな言葉も言い換えるだけでポジティブに変換できますよ。

つまりとらえ方の問題ですよね。言葉の綾ですが、イメージというのは大切ですよ。

むしろネガティブな人はネガティブだからこそできることがあるのではないかと考えます。

「ネガティブを克服するためのうつにおすすめの本を紹介」まとめ

この記事で書いたことはほんの障りになります。

「ネガティブシンキングだからうまくいく35の法則」は仕事や生活面で不安を抱えている人、また、いつもポジティブに考えている人にも読んでほしいです。

「絶対成功させる」「絶対努力は報われる」絶対なんてありません。どこからそんな自信がくるのだろうと思います。いや、そう思い込んでいるだけではありませんか?

ネガティブな自分を受け入れてそれが小さな成功でも積み重ねることで、自信をつけることができると、この本は教えてくれます。

不安な感情があるから厳しい現実に立ち向かっていけるのだと。

気になった人は是非読んでみてください。

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