アレルギーのお話です。アレルギー体質の人は辛いですよね。
風邪じゃないのに咳がでる人!その辛さよく分かります!
原因は様々ですが、僕の場合はハウスダストでした。
ほんとにひどくて一日中咳してました。あまりに酷いので咳がでるというだけで会社を休んだりもしました。
アレルギーとは
アレルギーとは体の有害物質を排除する働きがあるのですが、花粉やホコリ、ダニなどに対して過剰に免疫反応を引き起こして強く追い出そうとする結果、身体になんらかお害を及ぼすのがアレルギー反応です。
本来は守るはずの体の仕組みが逆に体を傷つけてしまうんですねー。
アレルギー反応を引き起こす箇所によって病名も変わってきます。気管支にアレルギー反応が起こった場合は喘息、皮膚ならじんましんなど。
アレルギー体質というのはほとんど生まれた時に決定していて、それは遺伝的なところが大きいようです。両親がアレルギー体質の場合、アレルギーを発症しやすいといった具合に。
僕の親も弟も全くアレルギーではないのですがね。
またアレルギー因子を常に吸い続けたり接することで後天的に発症する場合もあります。
このアレルギー体質にいろんな環境因子が作用して病気が発生します。連続で違うアレルギーにかかることもありますよね。
例えば幼いときにアトピー性皮膚炎にかかります。アトピーは、大体の人が大人になる前に治るそうですが治ったからといって安心してはいけません。次は喘息にかかり、大きくなってから花粉症になることもあります。これをアレルギーマーチと言うそうです。なんだかパレードみたいで楽しそうですね。
本人は全く楽しくないよね。ごめんね。
アレルギーの主な症状
皮膚
かゆみ、かぶれ、じんましん
粘膜
目
涙目、目の腫れ、目のかゆみ、目の充血
鼻
鼻水、くしゃみ
口
口の中のいがいが、口の腫れ
呼吸器
咳、喘息
消化器
腹痛、吐き気、嘔吐
主なアレルギーの原因
ダニ、カビ
ハウスダストアレルギーの原因となります。
特にダニは布団についたフケや爆発的に増えるので定期的に布団の清掃をしてやる必要があります。ダニの死骸や排泄物が細かくなって散布することもあり、それを吸い込むだけで気管支がやられます。気持ち悪いね。あと刺してくる攻撃的なダニもいるので湿疹などの症状になることもあります。怖いね。
ダニもカビも共通して言えるのは梅雨の湿気が多い時期は増えやすいので注意しましょう。
犬、猫
犬アレルギー、猫アレルギーの原因となります。
猫、犬と細かな違いはあるものの、原因は唾液や排泄物に含まれるタンパク質だと言われています。これは目には見えなく、空気中にも漂っているため吸い込むことによって症状がでます。
風邪のような咳やくしゃみ、それから目や皮膚のかゆみが主な症状です。
食物
食物のアレルギーはたくさんありますが、主に卵、牛乳、小麦の割合が多いです。
食物に含まれている消化されにくいタンパク質が原因となります。
動物の時もそうですがタンパク質って最低ですね。タンパク質最低!
症状は人によって様々ですが、主に喉のかゆみ、ひどいと吐き気や嘔吐する場合もあります。
植物
花粉症の原因となります。
風とともに流れてきた花粉が体の中に入ることによって起こります。
症状はくしゃみや鼻水、目のかゆみなどが上げられます。
また花粉症は大気汚染やタンパク質の取り過ぎによって悪化させる恐れがあります。
金属
金属アレルギーの原因となります。
金属自体がアレルギーなのではなく、金属の成分が皮膚に浸透し、体内のタンパク質が結合してできた物質によって金属アレルギーが引き起こされます。
あーあ、タンパク質は鉄分やミネラルとか多いからよく摂取してるのになあ。長年連れ添った友達のようにタンパ君として接してるのに、これからタンパク小僧って呼んでやるぞ!
えーと・・・あ、主な症状はじんましんや強いかゆみが引き起こります。
また、金属アレルギーの中でも金、銀、ニッケ、コバルトなど種類が分かれているようです。
以上!主なアレルギーの原因でした。
他の原因は、工業地帯で排出される化学物質やストレスによってもアレルギーが発症する可能性があります。
ここまでが皆さんの知っているアレルギーだと思います。しかし中には一風変わったアレルギーがあります。
そう、ここからが本題です。
珍しいアレルギー
水アレルギー
皮膚につく水、また体の中に入った水によってかゆみやじんましんがでたります。
希少価値です。水アレルギーの人はもれなくレアです。どれくらいレアかって言うとゴールドレアくらいです。
しかし体内の水分は大丈夫なのだろうか?
タバコアレルギー
体に悪いとされるタバコですが、実はアレルギーの原因ともなります。
正式名称は化学物質過敏症と言うらしいです。鼻水やくしゃみ、咳など花粉症と似た症状がでます。
木材アレルギー
木材自体ではなく、木材を切った時に出た木屑や埃などで咳がでたり痒くなったりします。
また、木材の種類によってアレルギー反応の強さが変わってくるみたいです。
建築関係で仕事してる人は注意してください。
ということで僕は毎日木屑にまみれているので死ぬかもしれません。
チョコレートアレルギー
これも大まかに分ければ食物アレルギーになるんですけどね。
主成分であるチラミンからはじんましん反応がでたり。カカオに含まれるニッケルからは下痢、鼻血、嘔吐など様々な症状が確認されています。なんと死亡例もでています。
今までなんともなかった人が急にチョコレートアレルギーになる場合もあるので誰にでも可能性はあります。ちなみにバレンタインデー直後に発症した人はバレンタインデー症候群と言われるみたいです。
プラスチックアレルギー
プラスチックには様々な添加物が使われています。そのプラスチックが溶けて何かの弾みで料理などに入り口に入れた場合発症する可能性があります。
症状としてはくしゃみ、鼻水、アトピー性皮膚炎、体が赤くなることもあるそうです。
男性の体液アレルギー
ぎゃあああ想像しただけで嫌だ・・・。
ええ、想像通り男性の精子アレルギーです。男性と夜を共にした女性が病院に緊急搬送されるという事例がありました。こんな理由で病院に運ばれたくないですね。めちゃめちゃ恥ずかしいです。
精液に含まれる精漿によってかゆくなったり、じんましんがでたり、ひどいと呼吸すらできなくなることもあるそうです。
これは精子をだす男性もアレルギーを持っていることもあります。なんか・・・子供作るのも命がけですね。
キスアレルギー
キスそのものではなくて、口紅や相手が直前に食べたものから発症します。
じんましんがでたり皮膚が赤くなったりします。
なんとこれが原因で死亡したケースもあるそうです。
異性とキスをするときは変な病気をもらわないようにしましょうね。
日光アレルギー
肌が弱い人は太陽の紫外線に弱いですが、それとはまた別で、光線過敏症とも言われます。
日光に当てられたら、当たった箇所がじんましんになったり蕁麻疹が広範囲に広がると頭痛や吐き気ももよおします。太陽の下歩けませんね。吸血鬼みたい。
酒アレルギー
アルコールを飲んだときに起こるアレルギー症状です。症状はじんましん、下痢、くしゃみ、喘息など。なんと人間の50%は酒アレルギーの可能性があるとのことです。ただお酒に弱いのではなくて、明けを飲んでアレルギーっぽい症状がでたら医者に診せた方がいいですね。
ウイスキーボンボンも食べれないんでしょうか。
愛アレルギー
愛への感情が強くなるとまぶたが腫れたり、湿疹がでたりします。
ある米国の女性はこの愛アレルギーで悩まされていたみたいです。恋人ができませんね。
お金アレルギー
厳密には金属アレルギーとなります。
コインに含まれているニッケルが症状を引き起こします。症状自体も金属アレルギーと同等のもの。
しかしお金に触れられないのは大変だー。
振動アレルギー
振動に対してびっくりする感情を通り越して湿疹がでたりするそうです。
携帯のバイブでもやばいらしいので地震がきたらたまったもんじゃないですよね。
青アレルギー
青色に含まれる染料によって反応するアレルギーです。
青色のジュースを飲んだら呼吸困難に陥ったり、青色のペンが皮膚につけば皮膚がただれたりと・・・別の病気なんかじゃないかと思うくらい怖いですね。
別に青色を見ただけでは反応はないらしいので青信号はわたれますね、よかったね。
まとめ
こんな世にも奇妙なアレルギーがあるんですね。
アレルギーの発症にはタンパク質と大きく関わってきてるということが分かりましたね。そうです、体にいいタンパク質でも必要以上に摂取するだけで、それだけでアレルギーと似た症状がでるのです。気をつけてください。うん気をつけよう。
アレルギーを発症する人は長年増加しています。原因や症状は様々で改善方法もアレルギーによって違ったり、なかなか治らなかったりします。
共通して言えるのは自分と身の回りを清潔に保つこと、生活習慣を改善すること、最後に一番大切なのは気をつけることですね。
アレルギーだということがわかれば、それには近づかない、触らない、摂取しないことです。目に見えない花粉やダニなどは難しいかもしれませんが、それらはマスクをつけたり清潔にすることでなんとかなるはずです。
ただ一度発症すると長期化したり再発する恐れがあるので専門の医者に診断してもらって処方薬をもらい、最適な対処方法を聞いてください。
ほんとに辛い気持ちはお察しします。
ひどいと死にたい時もあります。どうやって生きていけばいいのか分からなくなるときもあります。
アレルギー体質のせいでいじめにあったり、人の輪にうまくとけこめなかつたり煙たがられていたり・・・そんな人が今もどこかにいると思うと僕の心がすごく痛いです。悲しいです。
そのくらいアレルギーは辛いですが、一緒に頑張って改善していきましょう!