どうもiwakoです。
ブログやSNSをやったことある人なら一度は「炎上」という言葉を聞いたことあるのではないでしょうか。
特定の人物に対して批判され、まるで炎のように勢いよく荒れることを言います。SNSなら拡散されるので、その勢いはなかなか止りません。
発言力のある芸能人ならすぐネットニュースになりますし、炎上もします。
一般人による炎上も絶えず毎日どこかで起こっています。これは僕のようなブロガーにも気をつけないといけないことです。
僕は知名度も発言力もないですが、何がきっかけで炎上するか分かりません。一応気をつけてブログは書いてるんですよ。何気ない一言が火種になって燃え広がることだってあるわけです。それがネットの怖いところですね。
主な炎上の原因
では一体どういうことが原因で炎上が発生するのでしょうか。
不適切な発言
不適切な発言と言ってもそれは様々で、個人、団体に対しての失言や差別問題、、マナー違反、政治や報道に対しての一方的な主張、などがあげられます。
これは絶対的な理由があるわけではなく、多くの人が気分の悪くなるような発言ととらえるのがいいかもしれませんね。
自分が悪いと思ってなくてもそれが炎上に繋がることもあります。
アホな行動をしてその写真や動画を載せる
昔ありましたね。店の冷蔵庫に入った写真をTwitterで投稿したふざけたやつ。
Twitterで人気者になりたいばかりに問題行動をとっているんですね。
後でも書きますが、そういった行動は現実世界にも影響を及ぼしてそのお店のイメージも悪くなってしまいます。
投稿した本人が捕まるのはかってですけど周りに迷惑をかけるのはよろしくないですね。
誤操作
例えばTwitterの公式アカウントで個人用のプライベートアカウントと間違えて投稿するということも多々あるようです。
プライベート用アカウントだと思っているので言葉使いが公式アカウントとかけ離れていたり、プライベートな投稿内容だったりするのも炎上する原因の一つです。
炎上するとどうなるのか
まとめサイトにまで飛び火
ネットには炎上まとめサイトみたいなのが多く存在します。炎上して注目されている投稿はすぐにそのまとめサイトに載せられてしまってそこからさらに拡散されて勢いがとどまることを知りません。そうなったら元の投稿を除去したとしても遅く、もう収拾がつかなくなってしまいます。画像だと永久にネットの海をさ迷うことになります。
最悪の場合大手のニュースサイトにまで展開する事態になってしまいます。
イメージが悪くなる
いつかの事件でローソンのアイスクリームケースに従業員が入った写真をTwitterにあげるという事件がありました。それが炎上し、従業員は契約解除、店舗は「不衛生」という批判が殺到し、閉店にまで追い込まれました。
企業に関する内容の場合、従業員の言動、不祥事を起こした場合はもちろん批判は起こりますが、従業員が軽い気持ちで起こした悪ふざけによっても企業のイメージは悪くなってしまいます。
当の本人の解雇はもちろんのこと、下手すれば閉店を余儀なくされます。
監督不行届ということで会社が責任とらなければいけませんからね。
個人の特定
写真を載せている場合、顔、周囲の風景から特定されることがあります。
しかし何気ない文章だけでも、たとえそれが匿名投稿であったとしても、過去の投稿を調べ、情報を集め、複数のSNSやブログと関連付けて、職業、住んでいる地域、ありとあらゆる情報から特定されます。
僕としてはそっちの方が怖いですけどね。探偵もびっくりですよ。
本人の投稿だけではなく周りの友人の投稿までも調べ尽くします。
勤務先や住所が特定されれば、そこに批判や中傷の電話がかかってくるケースがいくつも存在します。
恐ろしいですね。
精神面の負担が大きい
自業自得だとしても叩かれることになるので精神が削られます。なんでしょうね「死ね」とか「殺してやる」とか本気で言っている人はそんなにいないと分かっていてもリアルで言われるよりも心に残るんですよね。どこの誰か分からない人に言われるから余計にです。
僕だったら耐えられないと思います。
だからブログなんかは閉鎖に追い込まれたりします。
夜も寝れなくなり身体にも異変が起こり、下手したらそのまま鬱になる可能性だってあります。
個人の特定なんてされたら怖くて外も歩けませんよ。
炎上した場合の対策
投稿を除去
除去をした方がいいのは間違いないですが、証拠を隠ぺいしたと思われ、余計非難が殺到する可能性もあります 。
炎上とは関係ないですが、ニコニコ動画のタグで「消すと増えます」というのをよく見かけます。これは違反動画が消されても、それによって注目を浴びて他の人が再アップロードすることを表しています。
それと同じで炎上も消したとしてもコピーが残っていればいくらでも増えるということを頭の中に入れておいた方がいいですね。
でも長時間放ったらかしてよりたくたんの人に拡散されるくらいなら先に投稿元を除去した方がいいとは思います。
謝罪文を書く
ブログやSNSを通して謝罪文を掲載します。
謝罪文を掲載することで、少なくとも新しい炎上への歯止めにはなります。
これはできるだけ早めに掲載した方がいいですね。掲載するのが遅ければ遅くなるだけ今更感が強くなって批判されかねないので。
だからといって適当な謝罪では意味がありませんよ。ネットの世界だけでなく、リアルでも当たり前のことですが。誠意を持って謝ってください。
何が原因で炎上したのか、しっかりと把握してから謝罪文を掲載してください。
論点がずれた謝罪をしてはさらなる炎上を招いてしまう恐れがあるので気をつけてください。
検索補助キーワードの削除
例えば「炎上」と調べた場合に「炎上 事件」などと検索補助キーワードがでてきますよね。
炎上の元となった企業を検索したら炎上の関連しているワードが一緒に表示されるかもしれません。そうなった場合、炎上のことを知らない人も気になって調べてしまうかもしれませんよね。
検索補助キーワードの削除は企業のイメージの悪化を防いだり、新たな火種を増やさないためには大切なことです。
でもネット検索のことなので個人でなくすことはできません。除去依頼については対策会社や弁護士に相談してください。
最悪アカウント除去
SNEのアカウントを除去をすればまとめサイトに載せられても中身、過去の投稿は見られることはありません。少なくともこれで個人情報がバレるということはほぼなくなりますし、炎上の広がりを抑えることもできます。画像をコピーされていたらどうしようもないですが。
アカウントを除去すれば今までのフォロワーやらファンやら全て失ってしまいます。炎上するということはそこまでの覚悟が必要だと言うことかもしれません。
沈静化するまで待つ
メンタルが強い人は沈静化するまで待つというのも一つの手だとは思います。
焦って対応すれば炎上を加速させてしまう恐れがあるので。
落ち着いて様子をうかがいましょう。
炎上しないための対策
断定したようなことは書かない
何でも決めつけはよくないですね。断定すると強い言葉になってしまうのでそれに対して批判的な意見もでてきます。
もしも書くのなら「僕は~だと思います」「~かもしれません」と曖昧な表現で書き込んでください。こんなことリアルで使ってばっかりいたら「はっきりしろ」と言われかねないですが、ネットなのでそんなの関係ありません。
逃げ腰な言い方ですがこのくらいがネットではちょうどいいんですよ。
個人情報を書かない
先に言った通りちょっとしたことでも個人情報を特定されてしまいます。
だから個人情報は公開しないでください。
当たり前のことですけどね。わざわざネット上で自分の住所をさらす馬鹿はいないと思いますけど、それでも普段から不必要な言葉を書かないようにしておいてください。
写真でもそうです。顔や周辺の様子が移っている写真は、それが原因で特定されてしまうので容易に載せるのはやめておきましょう。
常に他人が気分を害することがあると心がけて書く
自分がされて嫌なことは人にしないということですね。自分が店の経営者だったらその店をおもちゃにしてSNSに投稿されてたらどう思いますか?嫌な気分になりますよね。
そういうことをしないのはもちろん写真を投稿するなんてもってのほかです。頭がおかしいとしかいいようがありません。そんなんで人気者になれると思ったら大間違いですよ。
写真じゃなくても、批判すれば誰かが傷つきます。相反することを言うと誰かが反論します。
自分の言葉に責任を持って書いてください。
あえて炎上させる場合もある
炎上を意図的に引き起こして、ブログであればアクセス数を稼いだり、Twitterであればフォロワー数を増やすことが目的で行ないます。炎上マーケティングというやつですね。
おすすめはできません。上で散々書いたように多大なリスクを伴うわけですから。多くのユーザーを敵に回して社会的地位を失う覚悟があるならどうぞ好きにやってくださいといった感じですね。
僕は嫌いですね。それで注目されて何が楽しいんだろうと思います。
それに炎上マーケティングはよほど鋼のようなメンタルを持っていないとできないと思いますね。
まとめ
自分は大丈夫と思うのは間違いです。大丈夫じゃなかったから炎上してるんですからね。
炎上したらほんと心に残り続けます。ネットの住人達も調子に乗ってリアルでは絶対言わないような中傷的なコメントを残します。わざと炎上させようとして心にもないことを言う輩もいます。(ネットストーカー)
そういう人達を呼び込まないためにも炎上しないために何が正しいのか、今一度考えた方がいいのかもしれませんね。