人生の物語を楽しむブログ!ネガティブ・ライト

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改変童話-太っちょシンデレラの恋(前編)~パーティへ参加するために~-

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久しぶりに物語を書きました。長編なので分けます。ギャグです。ではどうぞ。

 


ある所にシンデレラという町娘が住んでいました 彼女は毎日、2人のお姉さんにこき使われて、いじめられていました
何故ならシンデレラは太っていたから  それも100キロを超える超巨漢  道をふさぐ  座って椅子を壊す  この家のものにとっては邪魔でしかありません。毎日「シンデブラ」と呼ばれ虐げられていたのです。

ある日の食卓

くっちゃくっちゃくっちゃくっちゃごっくん

くっちゃくっちゃくっちゃくっちゃごっくん

ゲップゥゥ!!

 

くっちゃくっちゃ

「ちょっ  ちょっと待ってそれ私のオカズ  何してんのよこのデブ!」

次女は言いました  デブ・・・いやシンデレラは自分のご飯を平らげ次女のオカズにも手を出したのです。

うわ〜んと次女は上のお姉さんに泣きつきました

「あ ご ごめんなさいお姉さん!つい手が出てしまって」
シンデレラは申し訳なさそうに言うと

「ついじゃあないでしょう!シンデブラ これじゃあ何のためにお前のご飯を減らしてるかわからないわよ」

長女は怒りました

「私・・・私・・・ご飯を減らされてからお腹が空いてしょうがないの・・・なぜ私にばかりこんなひどい仕打ちをするの?」

シンデレラは恐る恐る聞きました
でもその問いに姉2人は答えませんでした

(これでも私たちの倍は量あるんだけど)

姉達は思いました


「あなた・・・ダイエットとか考えたことないでしょう?」
長女が聞きました

 

そう・・・これは彼女が痩せるまでの物語

 

シンデレラダイエット計画

「ダイ・・・エット!?」
シンデレラはキョトンと、それがまるで初めて聞いたかのような言葉で聞き返しました


「いやダイエット知らないの? 痩せることとか考えてないの?ってこと」
長女が呆れた口調で言いました。
「痩せ・・・る?私が?」
シンデレラは過去の自分を思い返しました
活発だった姉達とは裏腹に引き込もって家でネットゲームばかりしていたこと、食べることとパソコンが生きがいだったこと、寝る前にも常に何か食べていたこと

「あ・・・」
シンデレラは思いだしました
「うん考えてないわね 今まで だからせめて食事制限してるのよ さらに言うと太りすぎると体にも良くないのよ わかる?」
長女は言いました

「・・・いやだ いやだいやだ 私 食べる」
シンデレラは残っているオカズを手づかみでむしゃむしゃと食べ始めました
それはまさに暴食と言っても過言ではない おぞましい光景でした

「ちょっ、ちょっとシンデブラ!ねえお姉ちゃん!だからこいつの前にご飯置いたらダメだって言ったじゃない!ご飯なしでいいのよこんなやつ!」
と指さしながら言ったのは次女、言葉とは裏腹に遠くの物陰から隠れて叫んでいます
彼女、実は小心者なのです

 

「そんなことしたらまた暴れ出すじゃない」

長女は冷静に言いました

 

「いやお姉ちゃんはご飯作らないからそういうこと言えるのよ 毎回大量のご飯作らさせれる私の身にもなってよ!」
次女は言いました
そうです この家の食事はすべて次女が作っているのです。

「それは仕方ないわ 私、料理できないもの」
「・・・また、ダイエットメニューを考え直さなければいけないわねえ」
次女の問いを軽く流して、長女はため息まじりに言いました

 

翌日、シンデレラの家に一通の手紙が届きます

 


拝啓 シンデレラ殿
突然のお手紙、失礼いたします。いかがお過ごしでしょうか。
シンデレラ殿を3ヶ月後に行われるダンスパーティに参加して頂きたいと思いお手紙をお送りしました。
一番優雅に踊れた者を私の妻として迎え入れることを約束しましょう。
何卒ご検討くださいませ。

隣町の王子より


 

この手紙を姉たち2人が見ています

「な な な 何でシンデレラなのよ!何であのデブがダンスパーティに!私達じゃなくて」
次女が血相を変えて慌てふためいてます
熱くなりすぎてオーバーヒートしそうです

 

「規約にあるわね 『18際以下の女性限定』って 」
長女は手紙の裏をちらっと次女に見せました

そうです シンデレラはちょうど18歳 姉達は20歳を越えているおばさんなのでした

 

「ちょ それってロリ・・・」
次女が何かを言いかけたところで

「ふーん シンデレラが結婚してくれれば うちは一気にお金持ちになれるわね」
長女は少し嬉しそうです

 

「ちょっとお姉ちゃん!悔しくないの!?私も王子様と結婚したいよ!お姉ちゃんだって・・・」
次女はなんだか泣き出しそうです


「・・・ごめん 私 彼氏いるから」

長女はぼそっと言いました


「くそが!!」
次女は大声をあげました

 

まもなくしてシンデレラはへとへとになって帰ってきました
「あー あーもう無理 はぁはぁ・・・水!水ぅ!・・・ゴクッゴクッゴクッ ゲップゥ!ひー ひー ふぅ! ひーひーふぅ!」
シンデレラはすごく息を荒げています

 

「何?何か生まれるの?シンデブラ そんな息荒げて いや ご近所さん一周しただけだよね 何でそんなに疲れてんのよ」
長女はまたもシンデレラに呆れました

 

「・・・」
次女はだんまりです


「ご・・・ご飯!お腹すいた!カロリー外に出した分取り戻さないと・・・死ぬう!」
シンデレラはガバッと次女の肩に手を乗せて叫びます 悲痛の叫びです
「きゃああああ!」
次女も叫びます 悲痛の叫びです
「待って落ち着きなさいシンデブラ」
長女は止めに入りました


ですがシンデレラは止まりません 次女の肩をぐわんぐわんさせながら「ごはーん!ご飯まだあ!?」って叫んでいます
次女はすごい涙目です

 

「落ち着きなさい!」
長女が何度言ってもシンデレラは止まりません
「落ち・・・」


シンデレラは止まりません


「落ちつけっつてんのよ!!」
シンデレラを殴りました グーで

シンデレラの巨体は宙を浮いて吹き飛びました

 

「はぁ、はぁ・・・シンデブラ あなたあてに手紙が届いてるわよ」
殴った右手を押さえながら長女は言いました。


「え・・・手紙?」
シンデレラは何事もなかったかのようにむくっと起き上がりました。
長女は王子からの招待状のことを話しました
淡々と説明口調で


次女はその隣でむすーっと膨れています


「だからシンデブラ!招待状がきたからには断る理由がありません 」
長女は説明が終わり ふっーと一息つきました


「嫌だよ 私ダンスパーティ行かない」
シンデレラはバッサリ断りました


次女の怒りのボルテージは上がっていきます


「あら?何故?王子様と結婚したくないの?・・・というか結婚したくないの?」

長女は戸惑いもせずに問いかけます


「私の彼氏はパソコンだもん あれがあれとお菓子があればそれでいいもん しかもダンスとかやだやだ!私動きたくない」
シンデレラはだだをこねて部屋へ戻ろうとしました

 

「シンデブラ!よく考えなさい あなたはこのままではいけないの いつまで私たちに甘えるもり?私たちいなくなったらどうするの?ご飯くらい一人で作れるようにならないと・・・」
長女は自分が料理できないことを棚上げしてそんなことを言うのです


「・・・じゃあいい 冷蔵庫勝手に漁るから ダンスパーティ断っといてね」
シンデレラはとぼとぼ歩いていきます。


「シンデブラ!」
と声をあげて呼び止めたのは長女ですが、無言でシンデレラの腕を引っ張って止めたのは次女です。


「何?どうしたのお姉・・・!」
シンデレラが言い終わる前に次女は思いっきりシンデレラのほっぺたをはたきました

パーンッ!という大きな音が響き渡り、
「バカ!何であんたなのよ!私がどれだけ王子様との結婚を夢見たかわかる?
そのチャンスをみすみす逃そうとするなんて・・・ほんとにあんたはバカだわ!
行かないなら変わってよ!あんたみたいなデブ、どうせ結婚できないんだから!
何でシン・・・デレラ・・・あんたなのよ・・・」

言い終わると次女は泣きだしました
えーんえーんと、膝から崩れ落ちました


(うわっめんどくさ!)
シンデレラは思いました


「シンデレラ この子の言う通りこれはチャンスなのよ 私だって王子様と結婚したかった(彼氏いるけど)でも選ばれたのはあなた 私達ではなくて!
それにお金が増えれば好きなものを何でも食べれるわ
運命なのよこれは あなたがパーティに行くと言うのなら私は全力でサポートするわ 応援もする だから だからシンデレラ・・・」

長女の熱弁

「・・・分かった!分かったよ 行くよ・・・ダンスパーティー 王子様と・・・結婚する」
シンデレラはやれやれと言う風に折れました
ついにダンスパーティーの参加を決意したのです。
どうやら何でも好きなもの食べれるという言葉に惹かれたようです


「だから・・・無理よあんたには まずあんたに合うドレスがないでしょ その服は私が作ってあげたけど・・・嫌だからね私・・・ドレスまで作るの」
目に涙を浮かばせながら次女は言います


「・・・あー よし シンデブラ ダンスパーティーまでまだ時間があります それまでにはドレス着られるくらいまで痩せましょう 今までより厳しいダイエットメニュー考えるわ」

長女は『シンデレラ スリム育成計画』なる手帳をとりだしてペンを持ち なにやら書き込んでいきます


「お姉ちゃん やっぱダンスパーティー行かない・・・」
シンデレラは言いました

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 母なる魔女

「私は魔女よ!」
その女性は突然現れました

それは厳しいダイエットから逃げ出して公園のベンチで休んでいたときのことです


(うわー 不審者だよ いるのよね 公園には特に)
シンデレラのとった行動はというと無視です
聞こえてないフリをしました

「私はあなたの母よ!母で魔女!母魔女よ!」

(うわー・・・)

シンデレラからしてみては魔女と名乗る彼女が何を言っているのかさっぱりわかりません


「ふふん ずいぶん悩んでるようねシンデレラ ダイエットしてるんでしょ?
でも無理よ どんなに走ろうと ご飯を減らそうと痩せることはできないわ」
構わず魔女は話し続けます
シンデレラはそこでん?と首を傾げます。
首なんて埋まって見えないですけど

 

「何で私の名前を?それにダイエットのことも・・・まさかあなたストーカー?」

シンデレラは後ずさりしながら問いかけます


「あらやだ 実の母親をストーカー呼ばわりなんていけない子ね!くらえ母のお仕置き!ちょっとじっとしてだまらっしゃいな」

ビクンッ!と
シンデレラはまるで金縛りにあったかのように身動きがとれなくなりました
指一つ動かせません 声もだせません

何かを言いたげに 口だけがパクパクと動いています

「いい子ねシンデレラ これが邪眼よ 目を見たものを言葉で操ることができるわ そしてあなたにも備わってる力」
シンデレラはどうにかして体を動かそうとしますが動きません


「・・・母はね 昔 普通の人間と結婚したわ それがいけなかった 生まれてきた子供は3人とも魔法の才能がなかったのよ」
魔女は語り始めます

「残念だったけど それでもよかったわ その時は人間として幸せな人生を歩んで欲しい・・・そう思ったのよ」

「母は決心したわ 子供達から母の記憶を消して これからは遠くから見守ろうと 母親が魔女だと知れればいじめられるかもしれないからね」
シンデレラは諦めたのかじっと聞いています

「でもね、別れる間際、一番下の子に私の魔力が半分詰まった種を植え付けたのよね母は もしかしたらいつか魔女として覚醒してくれるんじゃないかと願ってね」

「結果 その子は成長するにつれ太っていったわ・・・完全に予想外☆
と、同時に確信したこともある そのお腹には魔力が詰まっているとね!種は少しづつ成長していたのよ」

「・・・と もうそろそろいいかしらね」
魔女が指をパチンッと鳴らすとシンデレラはハッとして動けるようになりました


「・・・あ まほ 魔法なんてものがほんとにあったんだ」
シンデレラは戸惑いを隠せない様子でした


「ちょっとシンデレラ〜喋れるようになって最初にでる言葉がそれ〜?
もっとなんかないの?結構頑張って話したよ?母頑張ったよ!」
魔女はおちゃらけた様子で言います


「・・・その話にでてきた子が私だって言うんでしょ そんなの信じられないわよ!あなたがお母さんだってことも 魔法の存在は信じるけど・・・」
シンデレラはなんとか魔女の言葉を否定しようと必死です


「ちょっと!それじゃ話し終わらないじゃない!じゃあいつから太ったか覚えてる?あなたのお母さんはどこにいるの?」
魔女の問いにシンデレラは考えました


太っていることも
お母さんがいないのも
当たり前の日常になっていたからです

いつから太っていた?
いつからお母さんがいない?

思い出せない

・・・

 

「それは母が記憶を消してるからなんだよね この母が!さあさあシンデレラ!まずは母に会えた喜びを噛み締めましょう。母の胸に飛び込んでいいのよ」

シンデレラはほんとに胸に向かってタックルしてやろうかと思いました

「・・・今まで言ったことが全部本当なら私は怒っていいとこだと思うんだけど こんな体にして ダイエットしても無駄なんでしょ」

シンデレラは呆れ口調で言いました


「ダイエットは無駄でも痩せることはできるわ シンデレラ あなたが魔法使いになればいいのよ 母はそのお腹を見てそろそろ覚醒すると判断したわ そのお腹に溜まった魔力を自分のものにできればきっと体型も細くなるはずよ」
魔女は言いました

 

「きっとって・・・なんとなく理解はできるけど理解が追いつかない・・・」
シンデレラは頭を抱えました

 

「でもダイエットよりは希望はあると思うわよ さらに人を意のままに操れる邪眼の魔法が使えれば王子様も思いのままよ 一石二鳥!やったね!」
魔女はぐって親指をたてました


「・・・分かった どうせ お姉ちゃんのダイエットコースなんてあまりやる気ないんだ どうすればいいの?魔女おばさん」
なんか説得の仕方がお姉ちゃんと似てるなあと思いながらしぶしぶ了承しました

 

「ふふん これからはお母さんと呼んでね」

「食べ続けるのよ 今まで以上にね」

魔女はフライドチキンをたくさん魔法でだして シンデレラに差し出しました

食べ物の栄養が魔力の源に変換しているのだと魔女は言います
人より早く空腹になるのも体が魔力を欲しているからだと
人より太るスピードが早いのは魔力が増えてる証拠だと


(またわけわかんねえこと言い出したなこいつ)

とシンデレラは思いましたけど 食べてもいいと言われたら拒む理由はありません


「魔女 いえお母さん 食べて痩せれるなら私は食べるわ」

すでに食欲の限界がきていたシンデレラ 受け取ったフライドチキンに勢いよくかぶりつきました

それからというものシンデレラは食べました

とにかく食べました

ガブガブ
ガツガツ

姉達の目を盗んでは毎日毎日食べました


「お姉ちゃんお姉ちゃん!起ーきーてー!
あいつまたこっそり出かけたわよ!またどっかで食べてくるわよ!ねえいいの!?」

「ん・・・やだ 寝ちゃってた えっうそ・・・せっかく徹夜で新しいダイエット考えたのに・・・全く どこに食べるお金があるのかしらね」

目を盗めてませんでした

時はたちダンスパーティーの前日


「うんすごいシンデレラ 痩せれなかったけど なんかこう・・・やる気みたいなのに満ち溢れているわ!」
魔女は嬉しそうにはしゃいでいます


「痩せれなきゃ意味ねーだろうが!!」
シンデレラは魔女の胸にタックルをかましました
さらに大きくなったお腹で
ついに自分の母親に手を出してしまいました


「ま 待って 誰もダンスパーティーに間に合うなんて言ってないわよ ほら あと1日あるわ」
魔女はお腹を押さえながら言います


「詐欺!ふざけてんの!?もうこのままダンスパーティー行くしかないじゃない!ドレスもないのにさ」
シンデレラは怒ります


「ごめんごめん じゃあこんな時のため買っておいたドレスをプレゼントするわ 明日はこれを着て行くといいわ メイクアップよ!」
なんと魔女 先を見越してドレスを買ってきててあげてたのです
魔女がシンデレラに手をかざすとシンデレラの着ていた服がキラキラと光だしました

キラキラキラ

そして綺麗なドレスへと変わっていきます


パーーンッ!!

勢いよくシンデレラの服が弾け飛びました

「「きゃああああ!」」

2人は叫びました シンデレラは素っ裸です 誰も見たくありません

「あああ…せっかくドンキホーテで買ったのに…サイズが1番大きいのでもダメだったのね」
魔女は膝をついて落ち込みました

「ドンキ!?ちょっとサイズが合わないやつ買ってこないでよ!・・・じゃなくてそれくらい魔法でだしてよ!」

シンデレラは胸と下半身を抑えて言いました
ここは公園 見つかれば不審者扱いです

 

「仕方ない作るわ 無から有を作るのって集中力いるのよね 体力使うのよ  仕方ないわね」
そしてシンデレラに手をかざして念じ始めました

 

「えーいや」

と、魔女が言葉を発すると、一瞬でシンデレラは綺麗なドレスに包まれていました
体型は太ったままだけど

 

「これで明日はばっちりね!」
魔女は親指を立てました


シンデレラはため息しかでてきません
ストレスで、痩せそうです 痩せないけど

 

いよいよ明日はダンスパーティーです

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に続く。

 

改変童話シリーズ。

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