本当は怖いシリーズ

本当は怖い日本昔話!桃太郎や浦島太郎などの諸説とは!

坊や~良い子だねんねしな ~♪

寝 れ な い よ ~

はい、本当は怖いシリーズ(勝手に命名)第3弾です!

今回は子供の頃よく絵本で親しんだ日本昔話のちょっと怖~いお話です。

日本昔話は様々な書き手により何度も再版され、そのたびにグロイシーンなど子供には見せられない箇所を削り、改変され、日本昔話に基づいた創作も数多く生まれました。

真実なのか、それともただの都市伝説なのか、そんな日本昔話の諸説を紹介いたします。

桃太郎

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 ざっくりした桃太郎のあらすじ

むかしむかし住んでいたおじいさんとおばあさんはそれぞれ山へ芝刈り、川へ洗濯に行きました。

おばあさんが川で洗濯をしていたら桃が流れてきたので、持って帰って切ったら赤ん坊がでてきました。

桃太郎と名付けられた男の子はやがて成長し、鬼退治に行くことになりました。

道中、犬、猿、雉をきびだんごを餌にして仲間に引き込み鬼ヶ島へ行きました。

鬼達の後ろから奇襲を仕掛けた桃太郎達は見事勝利し、鬼の宝物を盗み、持ち帰りましたとさ。

めでたしめでたし。

真実?諸説?怖い桃太郎

・おじいさんとおばあさんは桃を食べて若返ってしまう

・桃太郎とは若返ったおじいさんとおばあさんが愛し合って出来た子供

・やがて親近相愛になったおばあさんと桃太郎は邪魔なおじいさんを始末する

・その後、おばあさんと桃太郎は仲良く暮らす


・桃ではなく若い娘が川から流れきて、その娘が産んだ子供が桃太郎


・猿、犬、雉とはそれぞれ去る、居ぬ、帰じを指しており、昔の子供が間引き(処分)された子供を弔うためのもの

浦島太郎

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ざっくりした浦島太郎のあらすじ

あるところに浦島太郎という漁師がいました。

浦島太郎はいじめられてた亀を助けたら恩返しとして竜宮城に連れて行って貰い、乙姫様や魚たちにもてはやされ、飲めや歌えの大騒ぎです。

しかしホームシックになった浦島太郎は帰ることにしました。帰り際に乙姫から玉手箱といういかにも怪しいプレゼントを受け取りました。

地上に帰った浦島太郎はもうびっくり!そこは何十年も立っていてすっかり変わっていました。

困った浦島太郎は玉手箱が気になり開けたら煙が出てきておじいさんになりました。

めでたしめでたし。

真実?諸説?怖い浦島太郎

・浦島太郎は遊び人で毎晩女達と遊んでいた。

・ある日からまれていたお亀という女性を助けて竜宮という名の遊び場に案内される

・遊び場には美しい女性ばかりがいたが、実はそれは、麻薬を飲まされて見た幻覚でした。浦島太郎の目の前には醜い女達がばかりいた

・長い間監禁され、浦島太郎は子供を産むための道具として扱われていた

・なんとか逃げ切った浦島太郎ですが持ち帰った玉手箱を開けるとまたもや麻薬。それを吸ってしまう

・浦島太郎は幻覚を見て、海に落ちて死ぬ


・浦島太郎が竜宮城から戻ったら700年立っていた

・玉手箱を開けた浦島太郎が最後には鶴になり、乙姫に化けていた亀と再び出会い愛し合う


・浦島太郎が釣り上げた大亀が女に変わり、2人で愛し合った


かちかち山

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ざっくりしたかちかち山のあらすじ

おじいさんが畑仕事で豆をまこうとしたら狸が豆を全部食べてしまったので狸を縛り上げました。

困った狸はおばあさんに、餅つきを手伝うこをを条件に縄をほどいて貰いました。

しかしそんなおばあさんを狸は杵で殴り殺してしまったのです。

おじいさんは悲しみ、近くの山に住むうさぎに敵討ちの相談をしました。

うさぎはたぬきに薪拾いを手伝わせるふりをして巻きに火を付け大やけどを負わせました。さらには薬と称し唐辛子入りの味噌を渡し、それを塗った狸は痛み苦しみました。

仕上げは狸を漁に誘い出して泥の船に乗せ、やがて泥の船は溶けて沈み、狸は溺れ死にましたとさ。

めでたしめでたし。

真実?諸説?怖いかちかち山

・狸は殺したおばあさんの皮を被る

・おじいさんに、おばあさんの肉をぐっつり煮込んだ婆汁を飲ませた


・美少女(うさぎ)と中年男性(たぬき)のお話

・中年男性は少女に恋する

・ある日嫌悪感を抱いていた少女は男性を虐待するが、男はどんな目に遭っても少女に従い続ける

・やがて男は溺死させられる、少女は微笑


・かちかち山は戦国時代につくられたものらしく、狸は賊、うさぎは従者、または友という認識であったため、うさぎが狸を仇討ちするというのは正当な理由である

さるかに合戦

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 ざっくりしたさるかに合戦のあらすじのあらすじ

蟹はおいしそうなおにぎりを、猿は柿の種を持っていました。

猿は蟹におにぎりと柿の種を交換しようと提案しました。猿が種を植えれば柿がたくさん植えればたくさんなると言うのでしぶしぶ交換しました。

早速植えた柿の種はみるみる生長し柿をたくさんならしました。

通りがかった猿は柿を取ってやると木に登りましたが、柿を食べるだけで取りません。いよいよ柿を蟹に投げつけ、蟹は柿が当たって死にました。蟹のお腹が割れ、子供が生まれました。

成長した子蟹は敵討ちをしようと、栗と臼と蜂と牛の糞と共に猿をやっつける算段を立てました。

蟹達は猿の家のいろんなとこに隠れ猿を待ち伏せです。

猿が家に帰ってきたとたん、体を温めていた栗が猿に体当たり、蜂に刺され、牛の糞につぶされ、最後は臼に潰されて猿は死に、蟹は親の敵を討ちましたとさ。

めでたしめでたし。

真実?諸説?怖いさるかに合戦

・蟹は食事をすると白い粒状のモノが残るため米を耕す農民を意味している

・猿は盗賊の比喩

・いじめられていた農民が柿を盗んだ盗賊を倒すために栗、蜂、牛の糞、臼とあだ名を付けられた村人と共に盗賊を追い払う


・猿は夫、蟹は妻

・妻が育てた柿を夫が盗む

・妻は怒り木に登るが夫に蹴られて木から転落、死亡、しかし中から子供が生まれた

・やがて生まれた子供は成長し、母親の敵を討つ


・地域によって猿を退治するキャラクターが違う

まとめ

日本昔話の都市伝説的なお話は思ったより少なかったですね。

とりあえず浦島太郎は女遊びしすぎだと思います。昔読んだ絵本では誠実なイメージだったけどなあ。どうしてこうなった。

あとかちかち山は原作からして残酷ですね。

日本昔話ってめでたしめでたしというけれど本当にめでたいのか?ってのがいくつかみられますもんね。後味が悪いというか・・・。

でも僕もすべて調べているわけではないので、自分で調べてみてもいいかもしれませんよ。昔に残っている伝承にはグロイシーン、エロいシーンが多いので調べる際はお子さんや家族に見つからないようにしてください。

では皆さん!

でんでん でんぐりかえって
バイ バイ バイ♪

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